潜在株式
潜在株式(せんざいかぶしき)とは、普通株式を取得する事ができる権利や普通株に転換する事ができる契約等により潜在的に今後増加する可能性がある株式のこと。
例としては、ストックオプションや転換社債型新株予約権付社債、MSCBなどの権利行使により増加する株式の事。
証券取引法による規定で、企業は開示情報として「1株あたりの利益」と「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」を開示する旨義務付けられている。
潜在株式を考慮する必要性としては、例えば、株数100株の会社の利益が100万円の場合、1株あたりの利益は1万円となり、これが5万円で売買されていれば、PER5倍となり割安な銘柄に見える。しかし、実際はストックオプションで900株の発行権を第三者が保有しており、それが行使されれれば、株数が1000株となり、PERは50倍となってしまう。
このように、潜在的な株数の増加は企業の1株当たりの利益を減少させる作用がある。
なお、証券取引法により開示が義務付けられている、「潜在株式調整後一株当たり当期純利益」は当期純利益を潜在株式が全て行使されたと仮定した場合の発行済み普通株式総数で除したものである。
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